京都観光 おすすめ寺院 浄土宗 東山区・右京区・西京区・京都市外
●仲源寺 (東山区四条通大和大路東入祇園町南側) 本尊=地蔵菩薩 山号=寿福山 通称は目疾地蔵。1022年仏師の定朝が地蔵菩薩を祀ったことに由来します。1228年洪水の時に雨を止ませる祈願をした功績により後堀川天皇の勅願寺になったことより雨止地蔵と呼ばれました。雨止が訛って目疾地蔵と呼ばれる様になり、現在でも眼病平癒の信仰を集めています。

●化野念仏寺 (右京区嵯峨鳥居本化野町)本尊=阿弥陀如来 山号=華西山 化野は古くから埋葬地としてしられていて、空海がその地に葬られた人々を追禅善するために開創しました。当初は真言宗(五智山如来寺)に属していましたが法然が念仏道場としたことから念仏寺となり浄土宗に改められました。境内には付近から出土した石塔や石仏が並びます。8月23・24日の千灯供養には8000体もの無縁の石仏を供養します。

●直指庵 (右京区北嵯峨北ノ段町) 本尊=阿弥陀如来 山号=祥鳳山 1646年独照性円(隠元隆希の法主)が営んだ草案の没従庵に由来します。禅の「直指人心」の教えに従い直指庵としました。幕末には近衛家の老女であった村岡局(津崎矩子)が復興しました。

●清凉寺(嵯峨釈迦堂) (右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町) 本尊=釈迦如来 山号=五台山 895年源融の没後、山荘の棲霞観に阿弥陀堂を建て 棲霞寺にしたのが始まりです。945年堂宇を建立し、等身の釈迦像を安置。その後晁然が宋から持ち帰った釈迦像を祀って華厳宗の寺として清凉寺と改称。融通念仏の道場として知られるようになりました。本尊の釈迦如来立像は、善光寺の阿弥陀如来、平等寺の薬師如来とともに日本三如来に数えられています。胎内には絹製の五臓六腑とともに経典・文書・銭貨など多くのものが納められていました。嵯峨大念仏狂言は京都の三大念仏狂言のひとつで年に数回開催されます。
●滝口寺 (右京区嵯峨亀山町) 本尊=阿弥陀如来 山号=小倉山 法然の弟子である念仏房良鎮が創建した往生院の子院であった三宝寺の旧跡。『平家物語』に登場する滝口入道こと斎藤時頼と、建礼門院に仕えた横笛との悲恋の地として知られています。高山樗牛が書いた「滝口入道」でも有名です。新田義貞の首塚があります。
●桂地蔵(地蔵寺) (西京区桂春日町) 本尊=地蔵菩薩 六地蔵巡りの一カ寺。六地蔵巡りの地蔵菩薩は、小野篁が一本の大木から彫った六体の地蔵とされていて、地蔵寺の地蔵菩薩は木の最下部から彫り出された像と呼ばれています。姉井地蔵と呼ばれています。

●粟生光明寺 (長岡京市粟生西条内) 本尊=阿弥陀如来 山号=報国山 1198年法力坊蓮生(熊谷直実)が、法然のすすめにより念仏三昧院を開いたことに由来します。本堂(御影堂)に法然自作と言われる「張子の御影」を祀ります。1228年広隆寺の塔頭来迎坊にあった法然の館から発した瑞光に従い、弟子たちが法難を避けて粟生に遺骸を移して荼毘に付しました。
●願行寺 (宇治市木幡西中) 本尊=阿弥陀如来 山号=尊勝山 1238年開創。開山は木幡流祖の良空慈心。「霧がくれの弥陀」と称する阿弥陀如来像、浄妙寺の遺仏という阿弥陀如来像、水辺より現れたと言い伝えられる「浜の薬師」と呼ばれる薬師如来像などを安置しています。
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